醸造元 正春酒造(宮崎県)
西都市西部の山側を三納(みのう)地区と言われておりますが、正春酒造工場はここにあります。
蔵の裏から先は、ほとんど民家は存在せず、すぐに山へと繋がっていますが、蔵から山へ車で5分ほど走ったところに、当社の命とも言える、水源「清水兼(きよみずがね)」があり、地下に9本の水脈があると言われており、付近一帯を「九流水(くるす)」と呼びます。
長年堆積された天然の地層フィルターを通った地下水なので、ミネラル分の多いことが想像できます。
国道219号線を上って熊本県人吉市方面へ抜けたあたりの、その国道沿いにある、一ツ瀬ダムの色がミルク色に濁っているのは、、このミネラル分を豊富に含んだ証しとも言えます。

この芋焼酎の原料となる芋は黄金千貫(コガネセンガン)という種類の芋です。
度重なる品種改良の甲斐あって、でんぷん質を多く含んでいるのが最大の特徴で、芋焼酎を造るためには理想的なサツマイモとなりました。昭和40年代の中頃になると、その事実が広く世間に知れ渡り、多くの農家が黄金千貫(コガネセンガン)の栽培を始めました。それ以来、南九州で作られる芋焼酎のほとんどは、黄金千貫(コガネセンガン)を用いたものになりました。
黄金千貫(コガネセンガン)の特徴は第一に、でんぷん質が豊富であり、食べてもおいしく、蒸すと甘い香りが漂い、これを芋焼酎に使用することで、大変まろやかで柔らかな風味になるのです。
父の日限定 甕壷入り芋焼酎
父の日の焼酎として使用されるこの甕入り芋焼酎は、
昔より焼酎造りに使われてきた黒麹で仕込むことにより、口に含んだときの高い香りと深みのあるコク、余韻の残る味わいの濃さが特徴です。
甕壷により貯蔵効果によりいっそう味わいの増したまろやかなうまみをお楽しみいただけます。
今回、父の日の焼酎として特別に確保して頂き、販売する事が出来ました
甕壷に入ったまろやかな味わいの焼酎となっていますので、とても美味しく
味わえると思います。
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